先輩インタビュー

「支配人」のお仕事

職員がやりがいを感じたり仕事がしやすい環境づくりが大切

ベルパージュ西宮北口

支配人 三宅 太

これまでの経歴を教えてください。

若いころに幼稚園・保育園に対する絵本などの販売営業を行っており当時、介護保険導入前で私立の幼稚園・保育園で老人ホームの経営に乗り出す話をよく聞いておりました。そんな時に知人から「介護保険制度が2年後に導入されるので在宅介護の事業を始めようと思う。ついては手伝ってもらえないか」とお話しいただき転職いたしました。
転職後介護保険が導入されるまでの間に行政委託の訪問入浴業務の営業から実施スタッフとして現場経験をつみ2000年の介護保険導入を迎えました。
2004年より特別養護老人ホームで施設長として3年間勤務し2007年にALSOKジョイライフに入職しベルパージュ千里けやき通り、ユトリーム朝霧を経て2017年6月よりベルパージュ西宮北口に配属されました。

ALSOKジョイライフへの入職のきっかけは?

特別養護老人ホーム時代に、ALSOKジョイライフの在宅部門と取引きがあり以前から知っている事業者で、きっちり仕事をするいい事業者であるという印象が強く転職しました。

支配人としてのやりがいを教えてください。

支配人という管理業務で行うべき業務は施設運営、収益管理、人事管理、ご入居者さまに関すること全般、と幅は広いですが自分で全てを行うわけではなく、各セクションで職員が責任を持ち業務に就いているからこそ成り立っているものと考えています。
各職員により支えられているのが支配人であり、私が特に優れた能力を持ち合わせているわけではありません。
職員が前向きな意見を言える環境、それを各職員が実践することができる環境、実践した結果でご入居者さまに「ありがとう」の言葉を言ってもらえる環境が出来上がってくることで日々、楽しく仕事をさせていただいていると感じます。

支配人の仕事内容を教えてください。

〇施設運営管理業務全般
・収益管理・設備管理・人事管理・環境管理
・ご入居者さまに関すること全般

施設運営ではご入居者さまから頂戴している費用と介護保険収入で職員全体の給与、施設備品の修繕や交換などを行いご入居者さまが快適にお暮しいただけるようにしています。
安定したサービスを提供する為には適切な職員配置が必要ですが人数だけを揃えておけば良いというものではなく職員教育を行い職員の入れ替わりを極力少くする必要があります。職員の定着率を向上させるためには、仕事に対して遣り甲斐を感じてもらうことや仕事がしやすい環境を造る事などが必要です。そのためには日ごろから職員とのコミュニケーションが大切であると感じており日々実践しています。
ご入居者さまに関することでは相談事や快適な暮らしを送っていただくために食事に関するご意見や設備の事、等をお伺いし改善できるように行っています。

1日のスケジュール 1日のスケジュール

今後、どんな施設運営をしようとお考えですか?

2003年10月の開設以降16年が経過し開設当初から生活されている方も多くおられ平均年齢も86歳となっています。この施設は一般居室50室と介護居室23室という規模なので介護が必要になった場合一般居室で生活をしながら介護サービスを利用する方が増えてくることが予想されますので一般居室にいながら快適な介護サービスが提供できる体制の構築を計画的に行いたいと思っています。
また、ご入居者さまに安心・安全・快適な暮らしを継続して安定的に提供するために職員教育や職員が努めやすい職場環境造りに今以上に努力したいと考えています。