先輩インタビュー
「生活相談員」のお仕事
最終地点・目標はご利用者さまやご家族さまの「ありがとう」「安心した」という言葉や表情を見る事
ベルパージュ千里けやき通り
生活相談員 溝上 友希
経歴を教えてください。
4年制の大学で社会福祉を専攻し、3年生の時に受講するゼミを悩んでいたころに祖父の看取りを経験したことがきっかけで、介護分野に興味を持ち、介護福祉のゼミを受講しました。ゼミ実習では老人保健施設や特別養護老人ホーム、デイサービスと様々な高齢者福祉を経験しました。
卒業後の就職活動では、高齢者福祉に携わる仕事に就きたいと思いALSOKジョイライフの新卒採用試験を受けました。内定をいただき、配属までの期間にヘルパー2級(当時)の資格を取得。
入職後は介護職員として3年の経験を積んだのち、介護福祉士の資格を取得しました。
入職時より、介護職員の他に生活相談員の職種に興味を持っていました。ユトリーム大阪北で介護職員として6年ほど勤務、前任者の異動を機に生活相談員に着任しました。
その後、生活相談員としてベルパージュ千里けやき通りに異動となりました。
入職のきっかけは?
大学在席中、ゼミの先生よりALSOKジョイライフの新卒採用試験を受けることを勧められました。
面接担当の方々が、自身の経験してきたことを真摯に聞いてくださり、『その経験は介護職として大変に役に立つ』と助言を受け、当社で働きたい気持ちが強くなり、また今後自分自身のスキルアップに繋げたいと思い、入職を決めました。
やりがいを教えてください。
生活相談員という職種は働く施設によって業務内容が多岐に渡ります。どんな仕事をしているの?と聞かれ、一言で表わすのは難しいと感じます。対する相手はご利用者さまやご家族さま、行政、業者…
ご相談内容は多岐にわたりますが、最終地点・目標はご利用者さまやご家族さまの「ありがとう」「安心した」という言葉や表情を見る事ができた時「この仕事をやっていて良かった」とやりがいに繋がっています。
仕事内容を教えてください。
ご利用者さまの生活がより良くなるよう支援する事が私の仕事です。ご利用者さま、ご家族さまからご相談を受けたり、病院受診や外出時の付き添いをします。
身体介護に携わる機会はほとんどありませんが、多職種との連携や様々な資源を活用する事で、関わりをもっています。
ベルパージュ千里けやき通りでは季節ごとの行事に大変力を入れています。相談支援の他、行事の取り決めや参加を通じて、ご利用者さまの1日1日の生活がより良いものになるよう日々取り組んでいます。
OJTカリキュラム
生活相談員は基本的に1名の配置となり、マンツーマンのOJTを受けられることはなく、主に前任者から業務の引き継ぎを受けることになります。拠点は事務所であり、入職当初はフロント業務を通じてご利用者さまやご家族さまとコミュニケーションをとることから始まります。生活相談員は多職種との連携が重要な役割です。
支配人、ケアマネジャー、看護師、ケアリーダーなど、業務遂行する上で必要な役割を持つ皆さまから施設の運営や役割を学びます。
また定期的に行われる生活相談員会議を通じて、他施設の生活相談員とコミュニケーションを取ります。皆さま、これまで携わってきた仕事内容が違い、多種多様な専門性を持っている方々です。情報共有を行い、自施設でのサービス向上に役立てています。
今後の目標は何でしょう?
ご利用者さまの支援させていただく中で「あなたが居てくれて良かった。」「不安だったけどホッとした。」と困っている事、不安に感じていることが少しでも解消し、安心した気持ちになるよう、迅速・的確に対応することを日々心掛けています。
時に、この対応で良かったのか。もう少し上手くできたのではないか自問自答する事もあります。
そういったことが1つでも減らしていけるよう、自身の知識や経験を磨いていく事が目標です。
ご利用者さまの生活がより良いものになるよう、施設のスタッフ一同協力しながら支援していきたいと思います。