施設ブログ
(訪問看護ステーションナービス上本町)WOCナースをご存じですか?
4月18日、訪問看護ステーションナービス上本町では、頭に褥瘡ができてなかなか良くならないご利用者さまの訪問に「WOCナース」に同行していただきました。
「WOCナース」とは、聞きなれない言葉ですが「皮膚・排泄ケア認定看護師」の略語で、褥瘡やスキンケアの治療や予防などについて、より専門的な知識を持っている看護師のことです。
今回のご利用者さまも、日々のケアだけでは褥瘡がなかなか良くならず、より専門的な知識と経験を持つWOCナースに相談して、ケアをさせていただくことになりました。
日々のケアの確認、エアーマットの調整など細かなアドバイスをもとに、次の取り組みを続けました。
①ご家族さまへのお願いを、画像を交えて書面化し、皆で同じケアができるように。
②私たちのケアのポイントをしっかり確認し、実践を続けること。
WOCナースの同行訪問は1日だけですが、引き続き、情報の共有をしながら、経過を一緒に追って相談をしていきます。
うれしいことに、WOCナースとの同行訪問から1か月と少し経過し、褥瘡が徐々に良くなってきました。
「私たちだけでは難しいな。」と思われることも、他の訪問看護ステーションとのつながりはもちろん、より専門性の高い看護師と連携することで、解決していくことも沢山あります。
これからも、ご本人さま、ご家族さま、医療、介護、皆が同じ思いでつながり、日々の生活をサポートさせていただきます。