施設ブログ
(淀川)紙粘土製作 お地蔵さま作り
4月5日から10日にかけて、ナービス淀川では、紙粘土制作で「お地蔵さま」を作りました。
スタッフが試作したお地蔵様を皆さまが「欲しい、つくってみたい」と言われたことから製作することになりました。
行程は、造形→乾燥→色付けと何日かにわたり、出来上がっていく過程を皆さま一緒に楽しんでいただきました。
顔は、ヒビが入らないように水を付けながら紙粘土をきれいな球体に仕上げます。
表情は、半分に切った半円形のストローでつけていきます。
体は飲料の容器を使い、紙粘土を貼り付けました。
「耳」と「手」、おでこにある丸い「白毫(びゃくごう)」のパーツを作りました。
次の来所の日まで乾燥させて、色をぬり、パーツをボンドで付けて、仕上げにマジックで目を書いて、前かけとビーズで作った数珠をつけました。
最後に、緑のフエルトの上に一言メッセージと共に乗せて出来上がりです。
「どんなものができるかなぁ」と、最初は不安そう方も、だんだんと形になってくることで愛着がわいてきたようです。
出来上がったお地蔵さまは、どことなく製作者のお顔に似た雰囲気があり「なんか、このお地蔵さま、あなたににてない?」と、言われ、「あなたもよ♪」と、和やかな雰囲気で笑っておられました。
皆さま、いい物をつくりたい!と、顔の表情が決まらず何度もやり直したり、胴体につける顔の角度を何回も変えて試してみたり、納得がいくまで熱心に取り組んでおられたので出来上がると、とても満足そうに作品を眺めておられました。
出来上がったお地蔵さまはとてもかわいらしく、見ていると心が穏やかになります。