(訪問看護ステーションナービス上本町)看護会議「もしバナゲーム」をやってみました
11月17日、ベルパージュ奈良あやめ池シニアレジデンスで看護会議がありました。
看護会議は、毎月一度、看護師が集まり様々な話をしたり、勉強会、研修を受けている会です。
今回は『もしバナゲーム』を通して「お看取り」についての話し合いをしました。
『もしバナゲーム』とは、「人生の最期にどう在りたいか」について考えるきっかけになるカードゲームです。私たち看護師は仕事柄お客様や、利用者様の最期の時に立ち会うことやそれまでの生活を支援することがあります。「どのように過ごされたいか」「何を望まれているか」をお聞きしたり、考えたりするのですが、まだまだ十分ではないことが多いです。大切なこととわかっていても、とてもデリケートなことで「なかなか話題にできない」「むずかしい」と考えているスタッフも多くいます。「人生の最期にどう在りたいか」という大切なことを身近のものとして考える、きっかけになるものです。
4人一組になり、ルールに沿って始め、みな真剣に自分の「人生の最期の過ごし方」を考えます。ゲームであることはわかっていても、何度も悩み、時には感極まって涙ぐむ看護師もいました。
20分程度のゲームでしたが、「他の人の考え方が参考になった。」「自分の想いを再確認することができた。」「口に出して言わないといけないということがわかった。」「皆大事にしたいことはそれぞれで、強い思いがある。」とたくさんの意見がでました。
病院でも、自宅でも、施設でもどんな最期を過ごしたいのかをしっかり考えておくことや、それまでどう生きていくのかということは、だれにとってもとても大切なことです。皆さまの大切な思いにしっかりこたえられるように、日々勉強してまいります。
【訪問看護ステーションナービス上本町】
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