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気になっていたアノ話:認知症について

認知症とは、一度正常に達した認知機能が後天的な脳の障害によって持続的に低下し、日常生活や社会生活に支障をきたすようになった状態を言います。一概に認知症といっても、数種類のタイプがあり、脳の神経細胞が減って脳が小さく萎縮してしまう「アルツハイマー型認知症」、脳梗塞や脳動脈硬化などによって、一部の神経細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなる「脳血管性認知症」などがあります。


 

認知症の症状は、本人はもちろん周囲の人たちの気づかないところで徐々に進行しながら現れます

次の項目は、日常生活において、認知症の初期に見られる主な症状です。

・もの忘れがひどい
□今切ったばかりの電話相手の名前を忘れる
□しまい忘れ置き忘れが増えいつも探し物をしている
・判断、理解力が衰える
□料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった
□テレビ番組の内容が理解できなくなった
・場所、時聞がわからない
□約束の日時や場所を間違えるようになった
□慣れた道でも迷うことがある
・人柄が変わる
□些細なことで怒りっぽくなった
□自分の失敗を人のせいにする
・不安感が強い
□ひとりになると怖がったり寂しがったりする
□外出時持ち物を何度も確かめる
・意欲がなくなる
□身だしなみに無頓着になった
□趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった

認知症は早期発見・早期治療が大切です。症状が軽い段階で認知症に気づき、適切な治療が受けられれば、薬で進行を遅らせたり、場合によっては症状を改善することもできるからです。自分自身や家族など周りの人で「もしかして認知症では」と思われる症状に気づいたら、一人で悩まず専門家などに相談しましょう。

また、認知症は生活習慣と関連性があることが分かってきています。例えば、バランスの良い食事を心掛けたり、定期的な運動習慣を身に付けるなど、普段からの生活管理によって、認知症の発症や進行のリスクを抑えられると言われています。


 

ALSOKジョイライフでは、長く健康で暮らしていただくため、ホームのご入居者さま向けに、認知症予防や緩和に役立つと言われる音楽療法やドッグセラピーなどを取り入れています。また、ホームの資料を請求いただいた方々を対象に開講する無料セミナーのテーマに、認知症を取り上げることもあります。