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健康長寿の秘訣は趣味にあり!

現役を退き社会的役割が減ると、どうしても家に引きこもりがちになってしまう…。そのような高齢者の方も多いと思います。ただそれでは、身体面はもちろん、精神的、社会的な生活機能を低下させかねません。 そのような場合は、趣味を活用されることをお勧めします。趣味のための外出なら意外と苦にならないものですし、人と会話する機会が増え人間関係がひろがります。生活にも張りが生まれ、毎日をはつらつと過ごすことができそうです。 さらに趣味の有無は、認知症の発症にも関与するといいます。趣味を持つ人と持たない人では、持たない人のほうが認知症の発症率が高いことがわかっています。これは、趣味を通じ人と交流することで、脳が刺激され、それが認知症の予防につながるためだそうです。 そこで今回は高齢者にお勧めの趣味と、それぞれの効果などについてご紹介します。健康寿命をのばすために、ぜひ趣味に挑戦されてはいかがでしょうか。


 

健康効果も期待できる! 高齢者にお勧めの趣味

■旅行
旅に出ると日頃のストレスから解放され、心身ともにリフレッシュしますね。これは「転地効果」といわれるもので、日常生活を離れ、ふだんと違う場所に身を置くと、五感が刺激され、精神疲労や病気の回復といったさまざまな健康効果が得られます。また、美しい景色を見たり、新しい体験をすることは、右脳の活性化につながります。ご夫婦での旅行もいいですが、時にはお子さんなどご家族みんなで旅をすれば、コミュニケーションを深める絶好の機会になりそうです。
■カラオケ
シニア世代に絶大な人気を博すカラオケ。大きな声を出して歌うことはストレス発散はもとより、心肺機能を使うため血液の循環もよくなります。また、他人と一緒に楽しむことで触れる曲目が増え、脳が刺激されます。歌詞を覚えたり、歌う際には曲の情景を思い浮かべると、さらに右脳が活性化しますよ。
■グラウンド・ゴルフ
日本で高齢者向けに考案されたスポーツで、ゴルフのようにボールをクラブで打ち、カゴのようなポストにボールを入れるまでの打数を競い合います。体力を必要とせず、ルールも簡単、初心者でもすぐに取り組めるのが魅力です。足腰の筋力低下を予防するほか、骨に刺激が伝わることで骨粗しょう症の予防効果が期待できます。
■ガーデニング
自然を感じ、五感をフルに使うガーデニングには、感性を豊かにしてくれる効果があります。心の安定が得られるとともに、脳を活性化させるので、認知症の予防効果が高いといわれます。また、肥料を運んだり雑草を抜いたりと、意外に体を使うため、運動不足の解消に役立ちます。
■囲碁/将棋
頭脳ゲームである囲碁/将棋は、認知症予防に効果的。一人で楽しむ詰め将棋もいいですが、対人で行うと、局面を読んだり対戦相手との駆け引きによって頭を使うため、脳の神経細胞がより活発になります。できれば毎日のトレーニングとして行いたいですね。
■絵画/ちぎり絵/塗り絵
絵を描くなどの芸術活動により、創作意欲が生まれ、五感の働きが活発になります。絵画教室などに通い、本格的に絵画に取り組んで、納得がいく作品ができたら、展覧会に出品する…そんな目標を持つことも、新たな生き甲斐につながりそうです。
■俳句/川柳
短い言葉でさまざまな世界を表現する俳句や川柳は、脳のトレーニングに最適です。紙とペンがあれば、いつでも気軽に始められるのがうれしいですね。作品ができたら新聞や雑誌に投稿したり、同じ趣味を持つ仲間と同人誌などを作ると、作品づくりの励みになりますよ。


 

上記以外にも、書道、生け花、盆栽、楽器演奏、フラダンス、お菓子作り、パソコンなど、高齢者が取り組みやすい趣味はたくさんあります。
ALSOKジョイライフでは、今回ご紹介したものなどをレクリエーションに取り入れながら、ご入居者さま・ご利用者さまのいきいきとした暮らしをご支援しています。その様子は弊社のブログなどでご紹介していますので、ぜひご覧ください。