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日々いただいているお客さまの声

各施設のお客さまから日々いただいている声をご紹介します。

  • 定期的に各階のフロアへ行き、お客様とお顔を合わせて頂いている私ですが…。用事で一瞬その階へ行った際、お客様たちが私を見つけて下さるスピードが早く!!熱い視線を感じ皆様の方を見ると、決まって数名の方が手を振って下さいます。その手は途中から手招きになり…。お側に寄らせて頂くと「今日は白い服なのね。私は今日はこの色の服よ。」とお話しして下さります。その方とのお話しが終わると、皆様こちらを見ておられ「次は私かな?」という雰囲気で待って下さっています。順にお話しさせて頂き、私の表情も笑顔から満面の笑みへ、お話しの内容からお互い大笑いしたりと、次第に賑やかな雰囲気になっていきます。皆様との挨拶や会話を終え、1階に降りようとする私に「お疲れ様!また明日も来てね!」とお声をかけて下さる方々。今日は今始まったばかりですよ(笑)何度でもお顔を合わせに行きます!と思う私なのでした。

    ユトリーム朝霧
  • あるお客様が杖を使い廊下を歩かれており、自発的にリハビリをしておられました。私と目が合い「近頃どうですか?」のお声かけをさせて頂き、「自分で一日に何回歩いて、部屋ではこういった運動を心がけて…。」と、つま先立ちで踵を上げる運動を見せて下さりました。月に何度か外出をされたりとご自身で予定を立てたり、親族の方に連絡され近況をお伝えになられたりと、ご自身のペースで一日の暮らしを送られています。ご本人様の口癖で「自分で頑張らないと!」や「もっと、ここの環境に慣れないと!」と仰られますが、その表情はどことなく気が張りつめたようにも感じられ。「あまり気負い過ぎず、私でよければ何でもぼやいて下さい。今度、気晴らしに近くのスーパーにお買い物に行きませんか?そういう息抜きがあってもいいんですよ。」とお伝えすると、「やっぱりケアマネさんやね。私の事よく見抜いてる。そうなの、気負いすぎは良くないって自分でも思ってて。気晴らしも必要ね。お買い物に行ったら気分転換になるかな…って思っていたけど、一人だと足元が不安で(こけてしまわないか)。一緒に行ってくれるなら安心だわ!」と仰られました。適度な緊張感は精神的にもお身体的にも刺激にはなりますが、あまり気負いすぎると笑顔が減ってしまいます。息抜きするという『気晴らし』日があってもいいと思います。お客様より「一緒にスーパーへ行く時、寒さ対策しながらもオシャレして行くわね!」と笑顔で仰られました。私もバッチリメイクで決めていきます!

    ユトリーム朝霧
  • お昼過ぎ、居室よりフロアへ出て来られたお客様がケアマネジャーの私を見て、「今日の夜勤スタッフはどなたですか?」「〇〇さんですよ。」の会話の後、満面の笑みになられ「嬉しい!私〇〇さん好きなの!優しいし、いつも温かい声をかけてくれるのよ。」と仰られました。その後、歩行器でフロア内を歩いておられ…。「リハビリですか?」と聞く私に「それもあるけど、〇〇さんが今日は夜勤って聞いて嬉しくて。興奮を抑える為に歩く練習して、気を落ち着かせてるの。」と仰られました。その足取りは心なしか普段より軽やか!普段の関わりの中でお客様に安心感を抱いてもらえるような、そんな優しい接し方をしてくれてるんだなぁ…と微笑ましく思う私。お客様はハッとした表情をされ、「私、ケアマネさんの事も好きよ。」と。そのお気遣いと優しさに、微笑みから満面の笑みになる私なのでした。

    ユトリーム朝霧
  • 午前中、お客様のお部屋へ順番に訪問していると、横になりながらテレビを観ておられたお客様が体を起こし「おはようございます!お部屋に会いに来てくれないかなぁ…って思ってたところ!ダイニングで挨拶を交わしたりもするけど、やっぱりお部屋まで来てくれると嬉しいわ!」と、私の手を握りながら近況をお話しして下さります。今は杖で歩かれているけれど、「今のところ、こける事もなく自分なりに気をつけて歩いてるわよ。まだ押し車には世話にならんでいい、って自分で思ってる。」と話されます。ご自身で感じておられる事をお話しして下さる事、ケアマネジャーの私にとっては嬉しい事です。ご家族様の想う『安全』、スタッフの想う『必要なお手伝い』。周りの意見だけでなく、ご本人様がどうされたいのか、どう感じておられるのか、『自分で出来る事』『していきたい事』をお聴きする事が大切だと思っております。いろいろと15分ほどお話しさせて頂き、お客様より「またお部屋まで来てね。ゆっくりと話しができるから嬉しいのよ。」とのお言葉を頂きました。コミュニケーションと軽いスキンシップで、お互いに元気を充電🔋できました。

    ユトリーム朝霧
  • 年末年始をご家族様の自宅で過ごされたお客様。施設に戻られた際、ご家族様から「母は私達と同じぐらい、たくさん食べていました。」とのお話しをお聞きしました。家族みんなが集まるお正月。きっと嬉しくなられ、普段以上に食事も美味しく召し上がられたのだと思います。その他にもいろいろとご様子をお聞きし、以前こちらから情報共有させて頂いていた事と、同じ様子がご自宅でもみられた様で…。「前にケアマネさんから報告を受けていたので、良かったです。実際に家でも同じ場面をみて、母の出来る事・手助けが必要な事がよく分かりました。」とのお言葉を頂きました。普段から行っている情報共有。外出・外泊という場面でご家族様も同じように変化を感じられ、今後のサービス内容(どういった事に、どういったご支援をさせて頂くのか)を一緒に考えて頂くことが出来ました。『ご自身でお出来になる』というプラスの情報だけでなく、『以前に比べ、今は〇〇な事が出来にくくなってきた』という変化の情報もお伝えさせて頂きながら、お客様の日々の暮らしに寄り添わせて頂こうと思います。

    ユトリーム朝霧
  • 日課で、ご自身でインスタントコーヒー☕を入れて飲まれるお客様がいらっしゃいます。12月30日にコーヒーが切れてしまい、大晦日にスタッフと一緒に近くのお店に買い物に出かけられました。商品棚を一緒に見ていて「あった!このコーヒー、こっちの瓶の方が量が多いのに安く売ってる!こっち買うわ。」と買い物カゴに入れておられました。そして、コーヒーのお供の甘いお菓子。「チョコレート系が欲しい。」と仰られ、スタッフと二人「これ美味しいですよ。」「これ知ってる?私、昔から好きなのよね。」と弾むガールズトーク♬。お好きなお菓子を、ご自身で選ばれるお客様。袋に詰めるのもご自身でされましたが、さすがに瓶もあって重いのでこちらで持たせて頂きました。帰り道中、自然とスタッフの手を繋がれるお客様。「コーヒーが切れた事をすっかり忘れてたわ。あなたが声をかけてくれたから一緒に買いに行けたの。お菓子も買ったから、これで楽しい年越しが出来ます。」と嬉しそうに仰られました。何より、日々の習慣が途切れることなくお過ごし頂けたら…と思います。

    ユトリーム朝霧
  • ユトリーム朝霧では、昨日から1階に赤い鳥居の『朝霧神社』⛩を設置し、元旦のイベントとして『神社へ参拝』をして頂きました。午前中から皆様順番にお誘いし、「お参りが出来るの?」「おみくじも引けるの?」とワクワクされるお客様。賽銭箱の上につるされているガラガラの鈴『本坪鈴(ほんつぼすず)』を鳴らし、二礼二拍手一礼をし、皆様思い思いに参拝をされておられました。大きな鳥居を見上げ「わぁ!本格的やね!こりゃ、しっかりお参りせな。」と背筋を正される方。「腰が痛いのを治して下さい。」と祈られる方。「元気で過ごせますように。家族みんなも元気でありますように。」と願う方。そして…お連れさせて頂く私達に「誘ってくれて、連れてってくれて、ありがとう!おみくじも大吉やったから言う事ないわ。」と満面の笑みになられる方。皆様の笑顔を見て、私達も「今年も皆さんと一緒に沢山の思い出を作ろう」と想うのです。『ありがとう』と『笑顔』という最高のお年玉を頂いた私達。笑い声の絶えない元旦となりました。

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  • あるお客様が、1階の郵便受けまで「何か届いてるかな?」と確認に降りて来られる際、必ず事務所の中を遠目で見られどのスタッフが出勤しているのかを確認されます。最近よく目の合うスタッフ。「〇〇さ~ん」とお声かけし側に寄らせて頂くと、「今日は来てたんやね。昨日はおらんかったから寂しかったわ。明日は来るの?」と聞いて下さります。「今日は何時まで仕事?18時まで?帰る時は外も暗いから、気をつけて帰ってよ。で、また明日も会おうね。」と、優しいお言葉をかけて下さります。「お話し聴いてくれるのが嬉しいねん。」と仰って下さるお客様。最近よくお話しさせて頂く私は、毎回私の手の甲や肩をさすって下さるその手の温もりに、優しさを感じております。介護の世界では「コミュニケーション」が大事とされていますが、「スキンシップ」も大事だと感じております。自分の肩や背中や手に触れられると、温かさを感じホッとする事が多いと思います。そのお客様の娘様が面会に来られ、「〇〇さんですよね?母がずっと『優しい人がいるねん』と話してくれます。お話しする事が好きなので、嬉しいみたいです。」と仰られました。お二人で触れ合いながらお部屋に上がられる姿を見て、「私も母と出かける時は、さり気なく手を繋いでみよう。」と思う今日この頃です。

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  • ユトリーム朝霧では、12/26に「冬のオペラ ~ソプラノ歌手とピアノコンサート~」のイベントが行われました。お客様は以前より、多数の方がこの日を楽しみにされていました。当日、あるお客様が「オペラだから、やっぱり演者さんはドレスよね?私、それを見るのも楽しみで。」とワクワクされていました。演奏中そのお客様は最前列にお座りになり、綺麗なドレスに身を包んだ演者様2人を、キラキラした瞳でうっとり見つめておられました。また曲に合わせて体でリズムをとられたり…と、後ろの方から見守っているスタッフもつられて体がユラユラとリズムをとり…。皆様、笑顔と手拍子、リズムとりの絶えない時間となりました。イベント後、お客様より「やっぱりドレス着てたわね!綺麗なアクセサリーも付けてて、オペラにピッタリ!楽しませていただきました。ありがとうございます。」と御礼の言葉を頂きました。歌とピアノに合わせて、思わず指揮者の手振りになられる方。思わず手で日本舞踊の踊りを舞っておられる方。手を高く上げ、ここぞというタイミングで拍手を送られる方。皆様それぞれが思い思いに楽しさを表現されておられました。「次はどんなイベントがあるのかな?楽しみにしてるね。」と仰られるお客様。ワクワクと感動の時間を共に過ごせる事を、楽しみにしていて下さい!

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  • 看取り期となっているあるお客様は、最近お食事を召し上がられる量、お好きなジュースを飲まれる量も減ってきていることもあり、現在は『お好きな物を、食べたい時に、食べれる分だけ』お口にして頂くよう、こまめに状態観察とご支援をさせて頂いております。看護スタッフより「前はリンゴジュースがお好きだったけど、最近はあまり飲まれません。別の味の物だったら飲んで下さるかも…。」の相談に、早速動いて下さったご家族様。今度は「昔はこういうのも好きだったんですよ。」と野菜ジュースをお持ちして下さりました。お礼を言う職員に対し、「いやいや、こちらこそ、いつも有り難うございます。」と仰って下さるご家族様。看取り期という大事な時期を、ご家族様も含めたチーム一丸で寄り添わせて頂いている事に「本当にありがとうございます」の気持ちでいっぱいです。眠られている時間も増えていますが、お客様のお部屋に様子伺いに行った際、そっとお布団の上に置いた職員の手を、その上からそっとご自身の手を置き「ありがとう」と言われるお客様。明日も会いに、必ずお部屋に伺います。

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