介護のお役立ち情報
健康づくり道場2:上手に水分補給する方法
水分や塩分が不足すると、熱中症を引き起こすほか、尿管結石や心筋梗塞、脳梗塞の発症にもつながります。予防のために効率よく水分補給を行いましょう。
●必要な量は?
体重1kgあたり30~35ml、平均的な体格の人なら1日1500~2000㏄が必要。3度の食事をちゃんと摂れば800~1000㏄は食事で補えるので、500㏄のペットボトル2本で充分です。
●何を飲めばいい?
汗をかいた後は「ナトリウム」(塩の成分)が入ったスポーツドリンクが最適。ただ汗をかいていないのに飲みすぎると、相当な糖質も摂取し、糖尿病など生活習慣病につながる心配も。食事のときはお茶や水にするなど、TPOを考え飲みましょう。
●飲み方は?
大量に水を飲んでも意外と吸収せず、ほとんどが尿として排泄。1回に1口ずつ渇いた口を浸すように飲みます。ただし高齢者の場合、喉の渇きを実感しない方も多いので、できるだけマメに補給を。特に寝る前と起床時の水分補給は重要です。
あまりのどが渇かないことにより、水分補給をうっかり忘れがちになる方も多いと思います。四季に関係なく、できる限り注意しながら水分をとるよう心掛けましょう。